2000年結成し、同年よりリリースを開始したART-SCHOOLが、10周年を迎えた。
幾度のメンバーチェンジを経て、それでもなお、ART-SCHOOLの存在感・存在意識を示しながら活動を続けた10年目の節目。 今作は数々のフォロワーを生み出してきた、木下理樹の世界をさらに奥に突き詰めるような作品になった。 エンジニアには初期作品を手掛けていた岩田純也を迎え、より濃密な空気の中、レコーディングされていった。
「Anesthesia」とは、麻酔状態、無感覚、感覚がなくなっていくといった意味を持つ言葉、 如何にもアートらしいこのタイトルだけでも、その精神に共感する多くのリスナーが想像できる。
リリースとしては、現メンバー(Vo&Gt木下理樹/Gt戸高賢史/Ba宇野剛史/Dr鈴木浩之)で 初めてレコーディングしたアルバム「14SOULS」(2009.8.5発売)以来、約1年ぶり。 アートにシンパシーを感じるアーティストの出現も後を絶たず、 初の日比谷野外音楽堂での『KINOSHITA NIGHT SPECIAL』(2010.5.15)も開催・大成功を収めた。
今またアートの歴史が更新されていく。
01. ecole
02. Anesthesia
03. into the void
04. Waiting for the light
05. Lost again
06. Siva
07. Loved